2月定例会も折り返しになり、各常任委員会が開催されました。私は「福祉保健医療委員会」に出席し
(1)福祉部関係 (2)保健医療部関係付託案件14件議案13件
・第29号議案埼玉県軽費老人ホーム、特別養護老人ホーム等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例
・第30号議案介護保険法施行条例の一部を改正する条例
・第31号議案障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律施行条例の一部を改正する条例
・第32号議案埼玉県幼保連携型認定こども園の設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例
・第33号議案児童福祉法施行条例の一部を改正する条例
・第34号議案埼玉県健康づくり安心基金条例を廃止する条例第35号議案医師法施行条例の一部を改正する条例
・第36号議案知事の権限に属する事務処理の特例に関する条例の一部を改正する条例
・第51号議案埼玉県地域保健医療計画の策定について
・第55号議案令和5年度埼玉県一般会計補正予算(第7号)のうち福祉部関係及び保健医療部関係
・第60号議案令和5年度地方独立行政法人埼玉県立病院機構貸付金事業等特別会計補正予算(第1号)
・第61号議案令和5年度埼玉県国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)
⚪︎議第1号議案埼玉県障害のある人もない人も全ての人が安心して暮らしていける共生社会づくり条例の一部を改正する条例
⚪︎請願1件議請第1号国民皆保険制度を堅持し、地域医療に混乱を来さないように、健康保険証の廃止期日の延期を求める意見書を国に提出することを求めます
⚪︎福祉部関係の議案審査(知事提出議案関係)
⚪︎保健医療部関係の議案審査(知事提出議案関係)
⚪︎福祉部関係の当面する行政課題の報告
・第7期埼玉県地域福祉支援計画(案)について
・第9期埼玉県高齢者支援計画(案)について
・第7期埼玉県障害者支援計画(案)について
・第2期埼玉県再犯防止推進計画(案)について
・第2期埼玉県ケアラー支援計画(案)について
・埼玉県総合リハビリテーションセンター病院部門経営強化アクションプラン(案)について
⚪︎保健医療部関係の当面する行政課題の報告
・順天堂大学附属病院整備の進捗状況について
⚪︎議員提出議案の審査
・議案説明議第1号議案
・閉会中における特定事件の決定
・委員長報告作成
と、盛り沢山の審査を行いました。
かなりのボリュームでしたので種々活発な意見が出されました。最終日の委員会報告で審査経過と結果を委員長からお伝えします。
今週の議事堂エントランスを飾る生花。いつもありがとうございます。
作者:関東未生流 星加宣甫 様
花材:桃、キャラ、ストック、カトレア
作者インタビュー
Q:この作品はどのようなイメージで生けましたか?
A:春の訪れを表現しました。品のある桃をメインに、それを支える緑とともに生けました。
Q:暖かい春の雰囲気が感じられますね。
A:鑑賞された方に優しい気持ちになっていただければ幸いです。
※埼玉県ホームページ抜粋
公社事業対策特別委員会に出席しました。
⚪︎公社における改革の取組について
・公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団
・公益財団法人埼玉県国際交流協会
・社会福祉法人埼玉県社会福祉事業団
から説明を受けて取り組みについて審査を行いました。
種々活発な意見後に審査事項に関する意見・提言を行い
・年度総括意見・提言の確認・決定
・閉会中の継続審査の決定
を行いました。こちらも最終日の委員長報告で詳細をご確認いただければと思います。
私が、事務局長を拝命している「拉致問題の解決検討PT」において
「北朝鮮の歴史と現状について」
講師に
佐伯浩明(NPO 法人「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」代表理事)
木下公勝(NPO 法人「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」・理事)
をお招きして
「最新の北朝鮮情勢」
〜北朝鮮政策激変の要因は国の窮乏化にある〜
という題目で勉強会を開催しました。
我々が考えている以上に北の情勢は切羽詰まっていることが、当事者の話を聞いて鮮明に問題視することができました。今後も関係者にヒアリングを繰り返しながら、実効性のある行動を起こすべく進めてまいります。
地元行田市の事務所では、行田市の総合政策部長と学校教育部長が令和6年度予算の説明をしてくださいました。県と市の架け橋としてしっかりと行田市発展のため取り組んでまいります。
ダイエットの為のランニングを年始から始めてようやく10キロを4分45秒ペースで走れるまで戻ってきました。全盛期はキロ4分15秒くらいで走れたのでなんとかそこまでは戻したいと思います。
私の所属する林英臣政経塾の関東支部例会
某金融機関に勤める、東大数学部卒、同大学院卒、元みずほフィナンシャル最年少エコノミストの方から、
「労働とマクロ経済」の勉強会でした。
以下、同席した田沼たかし千葉県議会議員のメモを添付します。
【思想と経済】
◦ 国際的に、若者は政治に関心が高い(!)
◦ 特に雇用に関心強い。他世代とズレてる
◦ 労働市場がバブル期なみ…?
◦ アベノミクスで増加した雇用者は、女性と高齢者
◦ 左派政党は、労働者の味方ではない
◦ 自民党が、財界のみならず、労使協調の労働者も優遇。故に左派は護憲やジェンダー問題を中心にせざるを得なかった
◦ 若者は国際的には左派政党を応援するのが通例
◦ 左派…アイデンティティクライシスから、多様性を尊重
<女性>
◦ 女性が労働参加したのは…生活苦? NO! 自由な時間が欲しいし、家事育児と両立したい、家計を補助したいから⭐️。そして富裕層から困窮層まで等しく労働参加している
◦ 女性労働の半数は非正規雇用…
◦ 多様性尊重派;今は問題なし。個々人の意思を尊重されるべし 本人が望まないのに労働参加を強いるべきではない
◦ 格差是正派;今は問題あり。女性が希望しないという環境こそが問題!
◦ 女性管理職希望者が増えない…
◦ 多様性尊重派;今は問題なし。そもそも管理職を希望してないのだから。個々人の意思を尊重されるべし 本人が望まないのに労働参加を強いるべきではない
◦ 格差是正派;今は問題あり。女性が希望しないという環境こそが問題!無理にでも管理職を増やすべき。でないと男女格差が固定化される
◦ 女性管理職を無理やり増やそうとする思想は、強権的であり、特定の価値観的(IBMのプログラム)
◦ 多様性尊重なら、どっちも認めるべき
◦ 女性活躍と少子化対策は矛盾
<高齢者>
◦ 弱者と強者、両面あり! 一律ではない。どうすれば??
◦ 弱者;生活保護の半分
◦ 強者;金融資産の2/3
◦ 高齢者は、超格差社会!
◦ ジニ係数0.4を超えると、暴動起こる
◦ 少子高齢化の本質は、、、平均寿命が長くなったから!
◦ 現代の退職年齢は、1955年だと40代半ば
◦ 1955年の60歳は
◦ 長寿社会における、高齢者の定義は、再定義が必要??
◦ 昔、福祉は企業がやっていた だから福祉予算は少なかった 企業が家族的だった
◦ 横田;リスキリングのコスパは、若年?中年がいい?
<非正規>
◦ 非正規雇用のうち、不本意非正規の人は1割!
◦ 年越し派遣村のような30〜50代男性派遣は1%
◦ 景気が良くなると、自発的な非正規雇用が増える
◦ 彼ら自身が非正規を選択した(例;アンダークラス)。しかしこれを自己責任と言い切れるか…? メディアも政府も煽ったのでは?
◦ 多様性尊重に原因があった 格差是正
◦ “自民党・財界は正社員という古い価値観を守り、多様な働き方を認めてこなかった“はウソ! むしろ推進してきた。今では与野党とも多様性推進大合唱
◦ アメリカ大統領選挙、フランス大統領選に見るように、右派化ではなく、保護主義・格差是正が評価された
◦ 多様性に対する疑義は、左派からでてきた(!)
◦ 右下…2重に悲観的=人間は賢くない、人為も無理
◦ 左上…楽観的=個人はやれる、設計もできる=犯人がいて攻撃的。“自民党を降ろせ”しか言わない。覆い被さる悪者を取れば上手くいく、と思い込んでいる。
かなり、重要な視点での講義でためになりました。今後に活かしてまいります。