真夏の熱い戦いがはじまりました!15人の候補者全員の公営ポスターです。私は師匠「上田きよし」候補を応援しています。それにしても「日本大麻党」の公約大麻解禁とは…選ぶのは国民ですがしっかりと政策を聞いて投票お願いします。
参院選が始まりましたので、今までの「上田きよし&柿沼たかし」二連ポスターから
「大野元裕知事&柿沼貴志」二連ポスターに替えました。今後自身の選挙も近づくので市内ポスター全てを徐々に替えていきます。
参院選も大事ですが、6月定例会の会期中の為、毎日県庁へ通っています。今週のエントランスを飾ってくれる生け花は色彩豊かで心なごみます。
会派で連日議案や意見書などについて議論を重ねています。
6月議会には最大会派自民党から「性の多様性に係る理解増進に関する条例」が出てきました。
我が会派からは代表して井上政調会長が本会議質疑に立ちました。
問1、提案者が行なった意見募集(県民コメント)についてです。意見募集の総件数は。そのうち、賛成意見は何件で、反対意見は何件か。
問2、意見募集を踏まえて、素案から変更した点はあるか。
問3、条例推進派と思われる団体が、コメント募集期間中にも関わらず、『差別を煽る反対意見で荒れており、反対意見だらけになると条例制定が遠のく可能性がある』との趣旨のツイートをし、賛成コメントを求めているのがわかりました。このような事態が生じた原因を県民コメント募集者としてどのように考えているのか。
問4、続いて、現状認識についてです。提案者は提案説明の中で、「社会の不合理や不平等を感じる県民が相当数いる現状がある。それを解消する」と仰っているが、具体的には、どのような不都合、不合理があると認識しているのか。
問5、【第1条 目的】について「この条例は、男女という2つの枠組みではなく連続的かつ多様である性の在り方の尊重」とした理由は。「2つの枠組みだけではなく」という表現のほうが現実の感覚に近いと思いますが、いかがですか。
問6、条文内で用いられる、「全ての人」の範囲は。
問7、【第2条の2】の定義を踏まえ、本条例では「性自認」を重視するということだが、性別適合手術をして戸籍変更をしていなくても「性自認のある性」として扱うことを、県、県民、事業者に求める…ということか、確認いたします。
問8、「性自認」は、自己の性別についての認識、とある。どのタイミングでの「自認」を問うのか。つまり、何をもって「自認」というのか、伺います。
問9、【第3条】の「あらゆる場」とは、あくまで埼玉県内でのことを指すのか。
問10、「あらゆる場」とは、女性トイレや女湯、更衣室など女性のプライバシーの度合が高い場も含むのか。
問11、【第4条の1】「不当な差別的取り扱い」とは、どのようなことを指すのか。具体的な事例を示していただきたいと思います。
問12、こちらから1点具体例を出して伺います。例えば、入浴施設側が「体は男性・性自認女性」が「女湯」に入ることを拒むのは「不当な差別的取り扱い」にあたるか。また、客が「入ってほしくない」と施設側に求めることは、差別にあたるか。
問13、男性が女装し、性自認を女性と主張して、女性スペースに入る「なりすまし」を防げるか。これが一番の論点であり、多くの条例制定を心配する声が寄せられている点と考えます。「性自認」の定義が曖昧であれば、性自認の申告がそのまま認められ、犯罪に悪用される恐れがあるのではないか。提案者の認識を伺います。
問14、【第4条の3】で「正当な理由なくアウティングしてはならない」とあるが、わざわざ「正当な理由なく」を足した理由は。
問15、第7条の「県民」の範囲は。在住、在勤などの概念はどうなっているのか、観光客なども含むのか、伺います。
問16、【第10条】に「県が行う事務事業において、合理的な配慮をしなければならない」とあるが、提案者は現在行われている県の事務事業において合理的な配慮に欠く具体例があると考えるのか。
問17、県教育委員会の事務事業には「県立学校」がある。そこには男子校・女子高がある。提案者は、この条例が制定されたとして、男子校へ性自認男性(体は女性)を入学させる、またその逆の性自認女性(体は男性)を女子高に入れる、ということも想定するのか。
問18、【第11条】で定めのあるパートナーシップ・ファミリーシップについて伺います。県下では、35自治体が制定しているが、他方で地域の理解が得られず制定していないところもあります。そのような中でも、県として制度を作るべきと考えるのか。
問19、この制度の利用実態は決して多くないのが実態です。(最も早くに制定されたさいたま市でも、2年間で37件です。)利用が低調であることを踏まえてなお、これらの制度整備を本条例で求めるということか。
問20、【附則の1】では、この条例は、公布の日から施行する。」とありますが、性に関して新たな解釈を行おうとするにも関わらず、周知期間もなく、交付しようとすることは、少し拙速すぎるのではないかと考えるが、提案者の考えを伺います。
全て重要な視点ですが、問1のパブリックコメントなどは既にヤフーコメントで9割が反対という意見も出ているのにも関わらず、回答無しでした。
私自身は問5の【第1条 目的】について「この条例は、男女という2つの枠組みではなく連続的かつ多様である性の在り方の尊重」とした理由を知りたい。
普遍的な男女という枠組みを捨てて性はグラデーションである。という解釈に捉えられることには反対です。もちろん多様性を認める社会には賛成ですが、「2つの枠組みだけではなく」という表現のほうが現実の感覚に近いと感じます。
答弁としては、既に学校教育で性はグラデーションである。その人らしさが重要と教えているので問題ないとの回答でした。
我が会派は、人権は勝ち取るものではなく育てていくものだという観点から継続審査を求めましたが、却下されますので現時点では会派の多数意見としてこの意見書には反対の姿勢を示す予定です。
一般質問も始まり我が会派からは先週井上県議が。今週は岡村県議と八子県議が一問一答形式で質問しました。以下内容です。
岡村ゆり子県議
(南第2区 川口市)
<一問一答式>
1 更なるひきこもり支援を行えるよう県として実態調査をしてはいかがか(知事)
2 警察公舎について(警察本部長)
(1)適切な管理について
(2)規模縮小や見直しの考え方について
(3)解体や改築などの整備計画策定と公表について
ア 解体や改築などの整備計画策定について
イ 公表について
3 シングルファザーへの支援の充実を
(1)男性のための相談窓口の活用について(県民生活部長)
(2)利用しやすい相談体制を(福祉部長)
(3)必要とする支援制度を利用しやすくすることについて(福祉部長)
4 障がい者アートについて(福祉部長)
(1)企業とのマッチングについて
(2)県内施設に展示する際に有料レンタルすることについて
5 親子の面会交流について(福祉部長)
(1)面会交流支援団体の周知を
(2)第三者機関への委託について
6 特別支援学校にパワーアシストスーツを(教育長)
7 ギフテッドへの理解促進について(教育長)
8 廃棄物との見分けがつかない資材置き場の監視や指導の強化について(環境部長)
八子朋弘県議
(西第6区 富士見市)
<一問一答式>
1 知事任期残り1年を前に、公約の進捗状況は(知事)
(1)現時点における評価は
(2)第3者評価機関の評価について
(3)重点公約について
2 県立中学校設置に向けた取組について(教育長)
(1)具体的な取組について
(2)中等教育学校と併設型中高一貫教育校について
(3)特色あるプログラムについて
3 一時保護所をめぐる課題について(福祉部長)
(1)課題への対応について
(2)第3者評価機関について
(3)業務に精通した機関の評価を受けるべきではないか
4 公立中学校の運動部活動改革について(教育長)
(1)県の対応について
(2)考えられる課題について
(3)生徒の立場に立って改革を進めるべき
(4)教員の増員について
5 民生委員のなり手確保について(福祉部長)
(1)若い世代のなり手確保について
(2)活動実態把握調査のスケジュールについて
(3)なり手確保のための予算について
6 不登校支援からひきこもり支援について
(1)継続的な支援について
ア 高校に進学したケースの支援は(教育長)
イ 高校に進学しなかったケースの支援は(保健医療部長)
(2)児童生徒理解・支援シートについて(教育長)
(3)教育と福祉が連携した滋賀県の取組について(教育長)
7 子どもの運動機会の確保について(教育長)
(1)全国トップクラスの体力について
(2)低調なボール投げについて
(3)ボール投げ能力向上のための具体的な取組について
8 地元問題について
(1)上南畑産業団地について(公営企業管理者)
ア 進捗状況と今後の見通しについて
イ 富士見市と進出企業との防災や環境分野における協定等について
(2)国道254号バイパスについて(県土整備部長)
ア 和光富士見バイパスの進捗状況と今後の見通しについて
イ 和光バイパスの進捗状況と今後の見通しについて
(3)水谷調節池の整備について(県土整備部長)
(4)新河岸川の渋井水門増設による南畑排水機場の運用について(県土整備部長)
3名とも県民目線に立った素晴らしい質問でした。お疲れさまでした。
環境農林委員会にも委員として出席。温暖化対策や燃料高騰による補助などを中心に議論し、全ての議案が総員可決承認されました。