今週は視察に行ってきました。先日、天皇陛下から優良民間福祉事業団体・施設に賜ります御下賜金の栄誉を賜った和光保育園さんへ。
園長に、のぼうの城で有名な正木丹波守が建立した寺の本堂からはじまった長い歴史を詳しくご説明いただきました。
地域の保育を支え続けた歴史ある園には多くの勲章や症状が飾られていました。
ちょうどこの日は卒園式でした。お忙しい中お時間を作っていただき感謝申し上げます。
多くの絵本や紙芝居など蔵書も豊富でした。
鉄筋コンクリート造の建物ですが、内装は温かみのある木材をふんだんに使用し、子供たちへの安全性の考慮もしっかりしていました。
トイレは、年齢によって様々配慮がなされており、0歳児から安心して預けることが出来ます。
外観の設計もこだわりが伝わってきます。
広い校庭にはたくさんの遊具が設置されており、子供たちの元気に遊ぶ姿が想像できます。
和光保育園さんは食育に力を入れています。園の畑で育てた様々な野菜を調理して食べる。土に触れて食物が出来るまでの過程をしっかりと学び、命をいただくことを通して食のありがたさを知る。素晴らしい経験だと感じます。
調理場もしっかりと衛生的に管理されていていい匂いが漂っていました。
私が被っているのは災害時の子ども用安全帽です。ギリギリ入りました。災害時には避難所としても機能するように様々な準備をしています。
今は、コロナ禍で数年使用は控えているそうですが、しっかりとしたプールもあります。子供たちが心身ともにすくすくと成長できる環境づくりにしっかりと取り組んでくれている素晴らしい園でした。
視察後に園長先生から多くの課題も伺いました。少子化で補助の対象が少なくなってきており、園の運営が厳しいことや、保育士の確保の問題など取り組むべき課題の共有もしましたので、県で出来ることを模索しながら子供たちの未来の為に私もお手伝いさせていただきます。
年度替わりの人事異動で多くの職員さんが事務所に挨拶に来てくださいます。今までお世話になった方々には深く感謝申し上げます。また、令和4年度から新しく着任される職員の皆様にはお力添えお願い申し上げます。
桜が満開になりました。ココは私の自宅近所の酒巻導水路の桜。コロナ前は自治会でお花見もしていましたが、今は静かに桜を楽しんでいます。