大野知事に地元要望を届けました。画像をよく見るとわかりますが、ペーパーレス化を進める埼玉県及び県議会は例年多くの要望を紙ベースで届けていましたが、タブレットに切り替えてお渡ししました。
そして私たちの会派「無所属県民会議」から大野知事に対し”令和4年度予算要望書”を提出しました。これまで各種団体から予算要望をオンラインで頂き、また地元市町からも直接多くの要望を伺いました。会派14人全員が地元を一生懸命歩き、県民の皆さんから直接の要望も入っています。全体で600項目(県政全般:365項目、地元要望:235項目)のボリュームのある予算要望です。その内容は、①新型コロナ打撃からの回復 ②新しい時代切り開く公教育の推進 ③子供の命を守る施策への重点投資 ④気候危機に打ち勝つ県政 の4つの柱になっています。また、大野知事との意見交換では、新型コロナの第六波に備えた医療体制の整備も直接お願いしました。これからも、会派14名が一致団結して頑張っていきます!
翌日新聞に画像付きで大きく取り上げられていました。知事との信頼関係の中でより良い埼玉県を目指すために今後も会派一丸となって取り組んでいきます。
新聞ネタでもう一つ。DXの推進、ペーパーレス化の取り組みの一環として令和3年の9月議会から本会議に貸与されているパソコンのみ持ち込みが許可されました。県議会オンライン化について日経新聞記者から取材を受けた記事が載っています。
私は特に使う側の意識の改革が必要だと思っています。確かに便利になりましたが、今までは黙っていても執行部が資料を自席に運んでくれていましたが、これからはパソコンを使って自分で資料を探しに行かなければなりません。ここで意識の差が大きく出てくると思っています。我が会派でオンライン議会について議論した一部を載せます。
・会派として議会改革の一環として「ペーパーレス化」を要望、推進してきた立場として、大きな一歩だと感じる。(毎年、議会改革要望を議長宛に提出。)
・(個人的に調べたことがあるが)1議会で5キロの紙が配布されていた。環境にも配慮
・一般質問でも知らない単語や情報が出ても調べて、議論を共有できる。
・パネル写真、見られるようになった
・本会議資料だけでなく「議会運営委員会」の資料の共有。それにより会派会議での紙の削減。労力削減。
(課題)画面の拡大がスムーズになれば見やすい。(Side booksのシステムの問題だったり、利用デバイスの問題だが。)→次の任期のPC更新時には、この課題をクリアするデバイスの選定が必要だろう。
(課題)今までは資料が配布されていた。今後はか、議員各自の能動的・主体的な行動が問われる
(課題)パネル写真を傍聴席モニターにも表示する方法を検討する必要がある。
(課題)パソコン自体のスペックの問題。複数議案を別画面でスムーズに使えない。重い資料は開く(ページ捲りに)時間がかかる。紙の時の様にメモ出来ない。
(課題)Wi-Fiの繋がり具合の不調。PC持込み議員、職員が多いと途切れてしまう。審議場所(委員会室、会派室、本会議場など)部屋が変わる毎に、iD、パスワード二重にやり直す必要がある。
(課題)議案や資料は、議事堂内でのみしか見られない。吟味したい部分だけであっても、プリントアウトできない。
まだ課題は多くありますが、スムーズで開かれた議会になるように今後も取り組んでいきます。
今週の生け花。いつもありがとうございます。
自然再生・循環社会対策特別委員会に出席。
「自然環境の保全・再生、地球温暖化・省エネルギー対策、廃棄物の処理及び資源循環社会の形成に関する総合的対策」
「農林業・農山村の循環型社会への貢献について」審査を行いました。
私も委員として発言しました太陽光パネルの問題について質疑しました。
「太陽光パネルが山間部に設置されることについて、森林の伐採や土砂災害への影響など、様々な課題が発生している。循環型社会の形成においては、森林を守っていく観点も重要だが、国への要望等も含めて今後の取組の方向性をどのように考えているか」との質問に対し、「設置箇所における残すべき森林の割合に係る基準を設けるなど、太陽光パネルが適切に設置されるよう取り組んでいる。さらに、庁内に設置した副知事をトップとする太陽光発電を含めた山林の盛り土や開発等について検討する場において、現状を十分に把握し、国への要望も含めて検討していきたい」との答弁がありました。
自然エネルギーの推進は必要ですが、最終処分が出来ない太陽光パネルを森を削って設置する矛盾は解消していかねばなりません。