令和2年11月23日~29日 活動記録

議会前に県内視察を行いました。今回は社会的にも大きな役割を期待されている児童養護施設の現状を学んできました。熊谷市千代にある

社会福祉法人とちの実会 児童養護施設江南さん

伺った日がちょうど七五三のお祝いをしている最中でした。

昭和50年に定員50名ではじめたときは全国的にも数千人レベルの保護だったのですが、ここ最近急激に増えて20万人近い相談対応件数になっています。ここ最近は小規模化が進み、現在は定員45名です。

ここに暮らす子たちの、積み重ねた生活歴は様々ですが、平均的な家庭像に比べると多くの厳しい体験をへてここに到着しています。
様々な環境に立ち向かって、一貫した子ども達の権利の徹底した擁護者として、また、子ども達がここを巣立っても社会で力強く生きていけるよう成長を保障するのが、施設の、職員の大きな使命であると仰っていました。
相談の数だけ個々の対応が必要になり「個別化」に力を入れています。「あたなを見ているよ」ということで信頼感や安心感を与えて子ども達との信頼関係を築いているようです。県内27施設あるそうですが、相談件数の増大でどこも職員の確保が一番の課題の様でした。

今後更に小規模化が進むと、ひと区画8名から6名になり、それに伴い必然的に措置費の加算がなくなり、経営が困難になることが予想されています。相談件数の急増とともに県としても対処が必要だと感じましたので動いていきます。

その後深谷市にある自立援助ホーム「三愛子ひつじ寮」に伺い朝の施設長のお話を伺いました。

ここでは16歳から20歳までの6名が入寮しており、施設長が住み込みで運営しています。様々な問題を抱えた入寮者を学校や社会へ出すために知恵をだして運営していますが、児童養護施設の枠組みから外れているために、限られた支援の中で運営しなければならず、大変なご苦労をされていました。これからの社会にとって必ず必要になるこうした支援施設をより効率的効果的に運用していく施策を求めてまいります。

朝の活動①利根大堰交差点

朝の活動②時計台交差点

朝の活動③JR行田駅

朝の活動④JR吹上駅

だいぶ冷える朝になってきましたが、スタッフと共に継続してまいります。いつもあたたかいお言葉掛けて頂き感謝申し上げます。

行田ライオンズクラブ」大野会長にご指名いただき、卓話の機会をいただきました。質疑応答も含め40分という時間でしたが私の志と県議会の現状についてお話しさせていただきました。政経は力をあわせていかねばなりません。ご理解をいただき機会を与えてくださったことに感謝いたします。

週末は「行田市倫理法人会」モーニングセミナーに参加しました。

来週12月5日(土)は私が講話者として選出されましたので、清水ビル2階に是非お運びください。お待ちしています。