12月議会が開会しました。
議会初日は知事から主な議案の説明を受けたあと12月議会に提出された議案の説明を会派で受けました。
令和元年の最後の議会ですのでしっかり審議していきます。
議場には、私の事務所でインターンをしている中村さんも傍聴に来ていました。
主な議案として
「令和元年度埼玉県一般会計補正予算(第5号)」
・歳入歳出予算補正額 231億3,976万7千円
・累計額1兆9,204億1,501万3千円
10月12日から13日にかけての台風第19号による災害の復旧に係る経費
主に県内の児童生徒に向けた東京2020オリンピック・パラリンピックの観戦チケットの確保 等
「埼玉県知事の在任期間に関する条例を廃止する条例」
上田前知事のみに適用される条例であり、前知事の退任によって実質的な効力が失われているため、廃止する
「知事の権限に属する事務処理の特例に関する条例の一部を改正する条例」
市町村への権限移譲を推進するため、既に移譲している自家用水道の監督等の事務について、対象市町村などを拡大する
「県の【公の施設】について指定管理者の指定」
・埼玉会館及び彩の国さいたま芸術劇場・埼玉県立児童養護施設おお里・埼玉県みどりの村・埼玉県西部地域振興ふれあい拠点施設・大宮公園・埼玉スタジアム2002公園の6施設の指定管理者の指定
です。各所管の委員会審査を受けたあと採決になります。
火曜日は長野ロータリーいおいて朝活からスタートしました。埴輪君も相変わらず手伝ってくれています。
朝はだいぶ冷え込んできましたが、これからも変わらずに継続していきたいと思います。
その後県庁に赴き、会派で勉強会を行いました。しっかりと質せるように議案を一つ一つ理解してから議会に臨んでいます。
その後場所を吹上秋桜高校に移して、会派視察を行いました。吹上秋桜高校は、昼間部(Ⅰ部)、夜間部(Ⅱ部)の二部制、単位制、総合学科という新しいタイプの学校です。生徒の進路は様々で、進学するもの、専門学校選択するもの、就職を希望するものと様々です。この日は先生が各方面に呼びかけて、就職説明会を開催していました。各地のハローワークさんが受け付けていて埼玉県内の企業様も複数社ブースを設けて生徒たちは自分の希望する就職先の説明を真剣に受けていました。(私も行田市の企業2社にお声掛けをしてブースを作っていただきました。)こうした取り組みは学校独自で行っており、学校の負担が大きくなる事が不安材料です。県の教育局もこうした現状を把握しサポートしていけるように進言していきたいと思います。
秋桜高校は普通高校でありますが、通っている児童生徒の中には心の問題がある方や、家庭環境によって毎日学校に通えない生徒も多くいます。そうした生徒たちはなかなか学校にも馴染めずに4年間の学校生活を終えてそのまま行き先も不明確になってしまい、うまく社会に踏み出すこともできず引きこもってしまう傾向にあります。
そうならないために担任を持ちながらも就職指導アドバイザーとして汗を流し自分の時間を費やしている先生もいます。また、ソーシャルワーカーとして週に2日3時間の勤務をされている先生もいますが、実際のところはその時間内では生徒たちのフォローをしっかりとすることができず、時間外も毎日勤務している状況があります。何とかソーシャルワーカー、ソーシャルカウンセラー、相談員の加配を県の教育局に訴えて実現していきたいと思っています。
最後は視察した会社のメンバーと校長先生で記念撮影をさせていただきました。非常に素晴らしい取り組みをしている学校なので今後とも注視していきます。
4日水曜日は議案に関わる調査として指定管理となっているさいたま芸術劇場を視察しました。
指定管理者は公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団です。長年の経験と特殊な技術が必要とされるので視察を通して管理の大変さ、重要性が認識出来ました。今後もしっかりと継続していただきたいと思います。
次に草加市の工業団地新設の視察をしました。
埼玉県は企業誘致に力を入れています。エントリー&オーダーメイド方式で行われる工業団地で今回補正が組まれた背景には、計画時の想定を超える地盤の弱さにより補強改良が必要となり追加される予算だそうです。しっかり事前調査して余計な予算が出ない様にしっかりと取り組んでほしいと意見しました。
木曜日は朝一、行田市役所へ行き副市長と行田市の要望について意見交換しました。しっかりと行田市と県を繋いでいきます。
その後 行田市障害者福祉センターで行われたクリスマス会に参加しました。ボランティアのフルート演奏や踊りで楽しんだあと私も自治会役員として一曲カラオケを歌わせていただきました。楽しいひと時を過ごす事が出来ました。来年も宜しくお願いします。
夜は行田市商工会青年部の役員会と懇親会に参加。行田の老舗 鰻の「まる岡」さんで美味しい料理を堪能させていただきました。若手の同志と共に官民協働して地域の発展の為、働いて参ります。
6日の議会では、我が会派からは熊谷市選出の杉田茂実議員が一般質問に立ちました。有事の際に継続した行政運営を出来る環境整備という観点から行政の分散等について知事に質しました。また、農業政策について県北部地域の農業振興を進めるべきと農林部長に。新公会計制度に取り組む意義について企画財政部長に鋭く県民目線の質問を行いました。当選後初の一般質問でしたが、堂々とした質問に大野知事も感心していました。私の一般質問は来年6月なので今からしっかり準備していきます。
土曜日は実践倫理朝起き会から
倫理法人会モーニングセミナーでスタートしました。倫理を学んで倫理に適った県民の声を代弁してまいります。
その後 JAほくさい行田中央支店で行われた農業祭で品評会の表彰式に参加しました。白菜、大根、ネギ、ポインセチア、ニンジン、ミカン、ほうれん草、キャベツなど生産者さんの気持ちが入った素晴らしい作物が並びました。金賞を受賞した皆さん本当におめでとうございます!
11時〜はミニ集会を行いました。寒い中ではありましたが多くの参加者の皆様にお集まりいただき感謝申し上げます。
私の県政報告も真剣に耳を傾けてくださり、意見交換も活発に出来ましたので今後の政治活動に活かしていきます。
夜は地域の見廻りをしました。寒さが肌に刺さりますが、自分達のまちは自ら護るつもりで今後も取組んで参ります。
日曜日は地元青少年育成会の古代米事業の最終日で自ら作付けした古代米の試食会を開催しました。子どもたちは目をキラキラさせて喜んでおにぎりにかぶりついていました。来年も継続しますので是非ご参加ください。
その後第二回となるペンギン子ども食堂ふゆ祭りに参加しました。
地域の若者が協力し合って行田の宝である子どもたちの笑顔を引き出す催しをしてくれていることは本当に素晴らしい取組みだと感じます。3回4回…10回と拡大していける様に私も側面から応援していきます。